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殺虫剤の殺虫成分は赤ちゃんに危険?調べたら安全でした!

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ぶ~ん、ぶ~ん。血ぃ吸ぅたろうかぁ。(もしかして知らない人いる?笑)
どうも、いっちゃんパパです^^

夏になると現れる嫌な存在、蚊。
ほんと嫌な存在ですよね。

血なら少しぐらい分けてあげるから、かゆみは残さないで・・・。

 

さて、今回は殺虫剤についてのお話です。

蚊はかゆみだけでなく、様々な病気の媒体となりうる危険な生物です。
最近ではデング熱が話題になりましたよね。

知ってました?
蚊って全ての動物の中で(人間も含む)、一番人間を殺してる動物なんですよ。

その数なんと、年間70万人以上・・・。

参考:世界の命取りな動物(英語サイト)

、、、ごめんなさい。
やっぱり、かゆみがなくても血は吸わないで・・・。

 

そして自分はともかく、そんな危険な蚊に可愛い我が子の血を吸わせるわけにはいかないじゃないですか?

そうなると、蚊取り線香や殺虫剤が必要じゃないですか?

でも、蚊取り線香や殺虫剤の殺虫成分って赤ちゃんにとって危険かもしれないじゃないですか?

 

てことでようやく本題に入れます(笑)

赤ちゃんにとって、殺虫成分は危険なの?安全なの?ってのを調べてみました。

前置きが長くなってしまったので結論を先に書くと、殺虫成分は赤ちゃんにとって基本的には安全です!
(「基本的に」と書いた理由は後述します。)

殺虫成分「ピレスロイド」は人体に安全!

蚊取り線香をはじめ、多くの殺虫剤に使われる殺虫成分ピレスロイドは、除虫菊という自然に存在する植物に含まれる成分です。

この成分が虫の体内に入ると、神経に作用して痙攣や麻痺などによって殺虫するんだそう。

ここで大切なのは、このピレスロイドは蚊などの虫へは強力に効果を発揮しますが、人間などの哺乳類に対する効果は非常に弱いんだそうです。

さらに、虫の身体は哺乳類に比べてとても小さいので、成分自体もごく少量で十分に効果がでます。

つまり、そもそも人間には効果が弱い成分であり、なおかつ成分量もごく少量であるから、人体にはほぼ無害だというわけです。

殺虫成分が安全な理由

  • 人に対する効果は弱いので安全
  • 成分量も微量(虫にとっては十分)なので安全

けど、赤ちゃんって大人に比べれば小さいし、少しの成分量でも危険なんじゃ?って思われる人もいるかもしれませんね。

一般的な蚊の体重は3ミリグラム
一方、人間の赤ちゃんの体重は約3キロ

つまり大人から見ると小っちゃくて可愛い赤ちゃんでも、蚊と比べれば100万倍も大きいんです!

そもそも殺虫剤などの人間に害を及ぼしそうな製品って、製品化される前に厚生労働省の厳しい検査があるので、世に商品として出てる時点で人体には安全なんですけどね。

もちろん、赤ちゃんや妊婦に問題があるような商品なら取り扱い説明書にあらかじめ書かれてます。

また、蚊取り線香や殺虫スプレーの老舗のキンチョーのサイトでは、「妊婦や小さな子供がいる部屋で使用しても大丈夫ですか?」という問いに対してこのように返答されています。

問題ありません。
噴射中は、噴射する人以外の入室は、避けるようにして下さい。
使用後は室内の換気を行った後、入室して下さい。

引用:キンチョーQ&A

もう一つ老舗のアース製薬では「赤ちゃんに使っても大丈夫?」という問いに対してこのように返答されています。

特に問題はありません。ただし、顔のすぐそばで使うのは避けてください。

引用:アース製薬Q&A

と、このように「問題ありません。」と断言されています。

ただし、アレルギーには気を付けて!

殺虫剤によく使われているピレスロイドですが、皮膚に直接塗布した場合、一部の人でアレルギー反応を起こすことがあるようです。

参考:公益財団法人 日本中毒情報センター PDF

最近は幼児でも花粉症などアレルギー反応を起こす子が多いと聞きますので、この点は心配になりますね。

このあたりは、蚊に刺されてデング熱や日本脳炎などになる可能性のリスクを取るか、殺虫剤によるアレルギーになる可能性のリスクを取るかの話になりそうですね。

また、最近は化学成分が気になる方向けにアース製薬からこのような製品も販売されています。

スポーツをやっていた人には馴染みのある、いわゆるコールドスプレーというものです。

痛めた患部を瞬間的に冷やすという用途に使われていたものを、瞬間的に虫を凍らせて殺虫するという発想の転換をした商品です。

こういったものを使用するのもオススメですよ。

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